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2010年2月21日 (日)

「立ち読みサービス」は電子書籍普及期のキラーサービスとなるか

米国大手書店チェーンのBarnes & Nobleでは、同社が売り出した電子書籍端末を店内に持ち込めば店舗内無線LAN経由で電子書籍の全文を「立ち読み」できるサービスを展開している。

米Barnes & Noble、電子書籍リーダー「nook」発売(by INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091021_323214.html

Barnes& Noble、電子書籍端末「nook」を発表--Kindleキラーとなるか(by CNET)
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20401997,00.htm

日本でも、大手書店又は取次から、上記と類似の「立ち読み」サービスがリリースされるのではないだろうか。

「大手書店又は取次」発になると考える理由は、次の2つに集約される。

1.電子書籍でもその流通網に関与できる
2.販売委託制度を維持できる。

1.について
電子書籍については書店や取次など既存の書籍流通業者が「中抜き」される可能性についての指摘は多い。

iPad対Kindle、勝負あり。そして出版の未来(by イソログさん)
http://www.tez.com/blog/archives/001575.html

当事者である書籍流通業者も当然「中抜き」される事態は回避したいだろう。iPadやKindleが国内で普及する前に、電子書籍の流通網もおさえたいはずだ。電子書籍の「立ち読み」サービスはひとつの解になるだろう。

2.について
電子書籍の著者や出版サイドからすると、売り上げが立つ前に「立ち読み」される事は回避したい。しかし(一旦でも)売り上げが立つのなら話は別だろう。つまり「立ち読み」サービスは販売委託制度との相性は悪くないのである。但し「立ち読み」サービスと相性が悪くないのは他にもあり得る。広告ビジネスとか。

2010年からの10年間で電子書籍が普及すると自分では勝手に思っているが、書籍流通業者にとってはうかうかしていられない時期だろうし、新規参入を狙っている者からすれば千載一遇の機会になるだろう。

俺も電子出版の未来について語ってみよう。(by 堀江貴文さん)
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10457575252.html

アゴラ・セミナーシリーズ「電子出版の未来」で「立ち読みサービス」の事を聞いてみたかったが受講料が高額なので諦めた。
http://agora-web.jp/archives/923712.html

今後のアゴラ記事をフォローすることで皆さんの考えを伺うとしよう。

また、電子書籍の「立ち読み」サービスの話題も含め、自著「出版のオープン化」に、来るべき電子書籍の時代について書いている。興味のある方は↓に概要と構成を掲載しているのでご覧いただきたい。

【電子書籍】出版のオープン化-出版界・起業家・今の時代を生きる全ての人へ-
http://futurist.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-53e3.html

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