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2010年2月14日 (日)

他社の商品を売り稼ぐ時代 - リアル店舗のネット活用法

以前、当ブログで携帯片手にショッピングする「ミセナカモバイルショッピング」が普及する旨の記事を掲載した。
http://futurist.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-6d7b.html

今回は、リアル店舗が「ミセナカモバイルショッピング」を活用する方法について考えてみる。

携帯片手にショッピングする光景は以前にも増してよく見かけるようになった。買い手はお得な買い物をすべく携帯電話を活用し、ネットショップ側ではニーズに応えるべく情報を盛り込んでいく。販売員とリアル店舗を構える小売店ではそのコスト構造と売場面積の制限から、世にあまた存在するネットショップと価格競争するのは限界があるだろう。

今後、自身の得意分野以外は外部に任せ紹介料を得る、すみ分けが進むのではないだろうか。

来店客に店舗内の商品を売る、という従来の戦略を転換する事により、ミセナカモバイルショッピングという買い手の購買様式を利用し収益を上げることができる(かもしれない)。

具体的には、ネット上に最安値を提示しネットショップを紹介するサービスを作り、コスト重視のお客様、店舗に置いていない商品を求めてる来店客に対しそのサービスの利用を促すのである。来店客がそのサービスを利用して買い物をすればその紹介料を受け取る。

技術的な壁はほとんど無い。ヤフーや楽天、アマゾンなど主なネット通販はアフィリエイトプログラムを提供しており、実績に応じて数パーセントの紹介料を受け取る事ができる。やろうとおもえば海外の通販サイトのアフィリエイトプログラムも利用できる。複数のアフィリエイトプログラムを組み合わせ最安値を提示しネットショップに紹介するだけのネットサービスなら作るのも簡単で運営コストも安く挙げられる(私の運営サイトshop.que.jpのコストはホスティング料のみで3,412円/年である)。
副次的な効果も期待できる。ネットなら24時間営業でき、地理的な制約からも開放される。

なお、一例として家電量販店の利益率を見てみると、売上高に占める営業利益の比率は概ね1~4%程度のようである。
ケーズHD(ケーズデンキ)業績ハイライト
http://www.ksdenki.com/ir/highlights.html
ヤマダ電機IR情報
http://www.yamada-denki.jp/ir/index.html

アフィリエイトプログラムは諸条件により料率が変わるので一概には言えないが、家電量販店のような売上高営業利益率の事業体であれば十分検討に値するだろう。

本当の障壁は競争戦略の変更だろう。何しろこれまでの競争相手の商品を紹介するケースも出てくるだろうし、戦略の変更は簡単ではないだろう。

なにはともあれ、ミセナカモバイルショツピングの普及は世の趨勢と考えられる。

環境変化に適応し、変化を活用していけるところが生き残り、飛躍できるのである。

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