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2009年6月 7日 (日)

稼ぎたいAmazonとコンテンツが欲しいgoogle――電子書籍市場を巡る狙いを深読みする。

前回の投稿の追加です。
Amazonが引っ張る電子書籍市場にGoogleが参入、大日本印刷の次の手は、、、?
http://futurist.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/amazongoogle-fb.html

ここでは電子書籍市場でのAmazonとGoogleの動きについて書いてみる。

1.狙い
電子書籍市場を巡る両者の狙いは以下のようなものだろう。
・Amazon:収益
紙媒体から電子媒体への環境変化を主導し電子書籍市場でトップシェアを取り、プライスリーダーの地位を確保し収益を上げていく。
・google:書籍コンテンツ
同社の強さの源泉である「何でも知っているgoogle」の位置を確固たるものする為に各種情報の一分野としての書籍コンテンツを取り込む。

2.googleの目指すもの
ITmediaの記事「GoogleがAmazonに挑戦状――電子書籍市場に参入へ(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/02/news050.html)」によると、
・出版社による価格設定を認める方針
・インターネットにアクセス可能な任意のデバイスで利用できる
との事。これは、
・プライスリーダーは狙っていない
・他のサービス・コンテンツと連動させる
とも読みとれる。コンテンツホルダーに価格決定権を渡してコンテンツを囲い込み、他のサービス・コンテンツと連携させる事で収益を確保する考えなのだろう。特に、検索や広告を絡めてくるのは同社の得意とするところである。出版側にも、電子書籍の売り上げだけでなく、文章内広告による収益をもたらす事が予想される。

3.日本はどうなる?
モノ・コンテンツを「販売」する事が基本のAmazonと、あらゆる情報を飲み込み「広告」を乗せるgoogle。
ビジネスモデルの違う両者が電子書籍市場で交錯する。戦略の違いは今後の動きの中で明らかになってくるだろう。
ネタとしてはgoogleが今後展開するサービスに注目だが、日本のコンテンツも海外のプラットフォーム経由で見る事になるのはちとさびしい気がする。日本勢にもがんばってもらいたい。SONYとか大日本印刷とか凸版印刷とか。

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